浦島神社

この物語を初めて耳にしたのはいつだったのでしょうか、
幼稚園の頃だったのかもしれません。
幼稚園の担任の先生が紙芝居などで教えてくれてたような気がします。



浦島太郎の物語のあらすじは、
“ 漁師の浦島太郎は、子供が亀をいじめているところに遭遇します。
太郎が亀を助けると、亀は礼として太郎を竜宮城に連れて行きます。
竜宮城では乙姫が太郎を歓待します。しばらくして太郎が帰る意思を伝えると、
乙姫は「決して開けてはならない」 としつつ玉手箱を渡します。
太郎が亀に連れられて浜に帰ると、太郎が知っている人は誰もいません。
開けてはならないという玉手箱を開けると太郎は老人に変化してしまいます。
浦島太郎が竜宮城で過ごした日々は数日でしたが、地上ではずいぶん長い年月が経っていました。”



丹後半島
京都府与謝郡伊根町本庄にある浦島神社(宇良神社)は、浦島太郎を祭神としています。
祭神は浦島太郎の他に、曽布谷次郎・伊満太三郎・嶋子・亀姫となっています。




伊根町は日本最古の浦島伝説の地で、神社には玉手箱などの数多くのゆかりの品が残っています。



また、浦島太郎を祀る神社は丹後半島に限ってみても浦島神社のほかに、
網野神社・嶋児神社・西浦福島神社・六神社などがあげられます。
そのなかでもこの浦島神社は代表格といっていいようです。



浦島太郎伝説は日本書紀万葉集にも記述がありますが、
丹後国風土記』の逸文が一番くわしいようです。


いつになっても夢見心地な自分は現代に生きる“浦島太郎”なのかな…
と、少し思ったりします。