2011-05-23から1日間の記事一覧

笏と長屋王

仏教説話集である『日本霊異記』には長屋王について、 天平元年二月八日、元興寺の大法会で衆僧に仕える司に任じられた長屋王は、一人の沙弥(しゃみ)が 濫りがわしく供養の飯を受けているのを見て、象牙の笏(しゃく)で沙弥の頭を打ちつけた。 沙弥は血を流し…