2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

玄忠寺

玄忠寺は鳥取県鳥取市新品治町にある浄土宗の仏教寺院です。 正式名は、大唐大巖深心山九品院玄忠寺。 “鍵屋の辻の決闘”で広く知られる剣豪荒木又右衛門の菩提寺で、 境内にはその所縁の品や資料を展示する荒木又右衛門遺品館が設けられています。この門をく…

一一七七

大極殿(だいごくでん)は、古代の朝廷の正殿。宮城(大内裏)の朝堂院の中央にあり、 殿内には高御座(たかみくら)が据えられ、即位の大礼や国家的儀式が行われました。 ここは、藤原宮跡です。 藤原宮の構造の最も顕著な特徴は、朝堂院の正殿としての大極殿が成…

法華寺

平安時代末期に生きた平清盛は、 古い書物を読むことが好きで、 天皇家の外戚となって家格をゆるぎないものとする手腕を持つという、 それを範とした人物が、清盛の時代から遡ること四五〇年ほど。 それは藤原不比等だったと、ある本には書かれていたのです…

清滝会

『東大寺要録』によると、良弁(ろうべん)は羂索院において聖武天皇、皇太子・阿倍皇女、光明皇后のた めに、 願い出て諸寺の聴衆を集め、はじめて法華会をおこなったとあるようです。 やがてこれは桜会とよばれ、百年の後まで行われ続けたようです。 聖武天…

平家の落人村13、兵庫県伊賀谷村

豊岡の伊賀谷に入り込んだ平家の武士団は、 旧香住町・畑に居ついたと伝える伊賀氏の郎党が、さらに奥地を求めてやって来たもので、 主と仰ぐ伊賀氏の名に因んで、この谷を伊賀谷と名付けたものといい、その郎党の姓は 橋本・滝本・武田・中西・平田だともい…

平家の落人村12、兵庫県畑村

平家の落人は、御崎についたのちさらに分かれて隠れ里をつくったという。そのひとつが香美町畑です。 平内左衛門らが畑の山中に住み、やがていまの広々とした平地に移って来たといわれています。 JR佐津駅から南へ六キロ余り。 山を背にした四十九戸の集落…

そこは、実際は海なのですが、 川でした。 そこに降り立ってみてそう思いました。 しかも、ふつうの川の流れではなく、 大雨の降った後の川の流れのような、 それほどの流れの速さなのです。 見ていて恐ろしいぐらいに、 すさまじい勢いでした。 この関門橋…