平家の落人村12、兵庫県畑村

平家の落人は、御崎についたのちさらに分かれて隠れ里をつくったという。そのひとつが香美町畑です。
平内左衛門らが畑の山中に住み、やがていまの広々とした平地に移って来たといわれています。




JR佐津駅から南へ六キロ余り。
山を背にした四十九戸の集落。




山中には「矢立松」、「馬場平」、といった武術の練習場が、今も地名で残っています。




矢立柱の付近では、御崎や御崎から別に落ちのびた竹野町の海岸沿い(宇日・田久日)との間で
一年に何回かノロシで連絡を取り合った話しもあるようです。