白兎神社

これは兎(うさぎ)に見えますか。
ここは、稲羽の素兎(いなばのしろうさぎ)の神話で有名な鳥取市の白兎海岸(はくとかいがん)です。
古事記』が、“是に気多(けた)の前に至りし時、裸の兎伏せりき”と語っているのはこの風景の描写ではないかと見られています。
この島は淤岐島(おきのしま)といい、海岸から沖合百五十メートルのところにあり、ちょうど兎が伏せた姿とそっくりのようです。
神話では、稲羽の素兎は、淤岐島から稲羽国へ渡るときワ二をだましてその背を通ったが、最後にワ二によって皮をはがれたことになっています。
そしてその丸裸にされた兎を助けたのが大国主命だったとか…。
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先ほどの白兎海岸の付近には道の駅があり、その道の駅の駐車場から鳥居をくぐって小山をすこし上ればこの白兎神社(はくとじんじゃ)は鎮座しています。神話の白兎が祭神です。




兎年にちなんで2011年のしょっぱなは、鳥取の白兎神社を紹介しました。