浦富御台場跡

以前からよく通る海辺の国道に、“お台場公園”の看板が目についていたので、
朝から夏の日差しが照りつける中、行ってみました。
自宅からは車で二十分ほど。


ここは鳥取県岩美町浦富(うらどめ)海岸にある“浦富御台場跡”です。





そもそも御台場(台場)とは、一般には大砲を架設する陣地で、
とくに幕末期に海防のために各地に設けられたものをさします。
一八〇六〜〇七年(文化三〜四)のロシアによる北方侵略に対し、江戸幕府は打払いを命じる一方、
一〇年には会津・白河両藩に江戸湾防備のための台場建設をはじめて行わせました。
二五年(文政八)二月には異国船打払令が出され、各地で海防のための台場建設が進みました。
規模や形態はさまざまですが、幕末期には全国に一〇〇〇ヵ所の台場があったといいます。




このお台場公園のすぐ目の前には浦富海岸があります。
梅雨明け発表から二日後の今日はご覧の夏空です。
日曜日とあって、海水浴客もまずまず。




空が青いと海の色もこんなにも青いです。
冬の日本海とは正反対、夏の日本海は湖のようです。



海水浴客はお盆がピークになります。