平家伝承地3〜広島県音戸の瀬戸

ここは広島県呉市音戸町の境界にある音戸の瀬戸です。この画像と記事も前回、前々回の記事とともに同じ行程で訪れた時のものです。同じく生写真をもう一度写しなおしたものです。
ここはかつては地続きだったのですが、交通の妨げとなっていたため平清盛の指揮下、開削工事が行われたといわれています。ちょうど赤い橋の下が狭い海峡となっています。


家に帰ってから気づいたのですが、見えますでしょうか、向こう岸のビルの手前に岩が少し出っ張っていますね。そこに清盛塚があるのです。さらにこの近辺の高烏台公園(たかがらすだいこうえん)には清盛の日招像(ひまねきぞう)があるようです。ちゃんときっちり調べてから訪れればよかったのです。たいへん悔しい思いをしました。


この海峡、100メートルないそうです。自分の目で見て、おそらくは60〜70メートルほど?ではないかと思いました。


この日は曇っていて視界が良くありませんでしたが、広島方面を望んでいます。
平清盛は、生涯のうちにいったいどれだけ厳島へ足を運んだのでしょうか。地図を見ましても、この海峡を通らなければ宮島へ向かうには少し遠回りになってしまいます。開拓者、清盛の功績です。